エア切れの対処法 緊急スイミングアセント

OLYMPUS DIGITAL CAMERA緊急時に必ず知っておきたいエア切れの対処法、緊急スイミングアセントのやり方です。オープンウォーターのライセンス講習でも練習します。

エアが切れてしまった際、バディが近くにいれば予備の空気源(オクトパス)をもらい浮上するのが最も確実な方法です。しかし、気が付いたらバディがすぐ近くにいない、6Mから9M以内の浅い水深で行うことが可能な緊急時の浮上の仕方です。

まずは、危険なものがないか確認するため右手は高く上にあげます。左手はインフレーターの排気ボタンに指をかけ、いつでも空気を抜けるようにします。これは浮上スピードをコントロールするためです。気道を確保するために上を見上げ、減圧症や肺の過膨張障害を防ぐために1分間に18Mを越えない速度でゆっくりゆっくり自分の足の力を使い、フィンキックをしながら浮上します。

この時、大事なのは浮上スピードです。教科書などのマニュアルには「1分間に18Mを越えない速度」と書かれていますが、実際にはわかりにくいかもしれません。自分の排出している泡を越えないように心がけて浮上するようにしてください。減圧症や肺の過膨張障害のほどんどの原因はこの浮上スピードによるものです。浮上スピードはゆっくりゆっくりにするようにしてください。

又、バディがいなくて9M以上の水深では最後の手段である緊急浮力浮上という方法があります。やる姿勢は緊急スイミングアセントに似ていますが大きく違うのは水中でウエイトベルトを外して投げ捨てます。そうすることにより何とか水面にたどり着こうという最後の手段です。この方法は実際にエアが切れた水深や個人の体力にもよりますが生存率は高くない方法です。

大事なのはエア切れを未然に防ぐ、バディとは離れないというのが安全にダイビングをするためのルールです。

エア切れの対処法 予備の空気源(オクトパス)浮上

OLYMPUS DIGITAL CAMERAダイビング中にタンクの空気が切れてしまう、エア切れが起こってしまった際の対処の方法です。エア切れはダイビングのトラブルで最も怖いトラブルです。

エア切れの対処の仕方はいくつかありますが、バディがすぐ近くにいればバディの予備の空気源(オクトパス)をもらうことができます。まずはバディにエア切れのハンドシグナルを送りましょう。そしてエアがほしいことを伝えます。このサインは大事なサインなのでオープンウォーターの教科書で確認しましょう。

バディはサインを確認したら予備の空気源を渡します。予備の空気源は水中のなかでいざというとき見つけやすいように鮮やかな色が使用されています。
又、バディに渡しやすいように長くできているのも特徴です。

エアをもらうダイバーは予備の空気をもらう際にレギュレータークリアを忘れずにします。そしてお互いが離れてしまわないように右腕同士で腕をホールドします。このとき、左手は浮上スピードをコントロールできるようにインフレーターの排気ボタンに指をかけておきます。周囲に注意をしてゆっくりゆっくり浮上しましょう。

この方法がエアが切れてしまった場合、最も安全な方法になります。ダイビング中はバディと離れないようにしてください。又、エア切れを未然に防ぐためにも残圧系の確認はこまめにしましょう。

レギュレーターが壊れた!!フリーフローの呼吸

OLYMPUS DIGITAL CAMERAレギュレーターのセカンドステージ(呼吸器)はメンテナンスを定期的に行っていれば壊れることはほとんどありません。もし壊れてしまった際でも空気が出なくなることはなく、フリーフローという空気が出続ける状態になるように設計されています。

もし、フリーフローが起こった際は空気が勢いよく出続けます。マウスピースを半分だけ加えて、半分は空気を水中へ逃がします。そして呼吸の仕方は熱いお茶をすするようにそーっと呼吸します。このとき余裕があれば空いている手でマスクを押さえます。勢いよく出ている空気がマスクに当たりずれてしまうことがあります。

フリーフローの状態でも呼吸をすることはできますが、空気がなくなるのが早いので残圧に注意しながら浮上スピードをコントロールして浮上しましょう。

バックロールエントリーの正しいやり方 ボートダイビング

OLYMPUS DIGITAL CAMERAボートダイビングのエントリー方法はバックロールエントリーとジャイアントストライドエントリーが主なエントリー方法です。沖縄本島ではバックロールエントリーが多くなります。

バックロールエントリーは船のまわりのへりがエントリー箇所になるので広いスペースでダイバーが同じタイミングでエントリーできる長所があります。

船のへりに海側を背中側に向けて座ります。このとき準備しやすいように自分の器材はまとめてて手の届く距離に置いておきましょう。バランスを崩さないように座りながらウエイト、フィン、マスク、グローブなどを装着していきます。最後に担当のインストラクターが重器材を背負わせてくれます。すべての器材を装着したのを確認します。

この時、タンクバルブが空いているか、エアが出るかなど器材の確認もしましょう。そして大事なのはBCDに空気を入れることです。そうしないとエントリーと同時に沈んでいってしまいます。

BCDを膨らませたら、右手の手のひらでレギュレーター、指先でマスクを押さえます。空いている左手はマスクのストラップを押さえます。右手と左手でマスクとレギュレーターはしっかりホールドしてください。エントリーする前に後ろを確認して、そのまま後ろ向きでエントリーします。

エントリー後は船を固定しているロープにつかまり水面で合流するのを待ちましょう。

ダイビングの前にプレダイブセーフティチェック

OLYMPUS DIGITAL CAMERAダイビングの前にバディ同士で器材を確認するプレダイブセーフティチェックをやりましょう。オープンウォーターのライセンスコースでも実施します。バディ同士向かい合い、自分のバディが器材を正しく装着できているか、器材が正常に動作するか確認をします。

教科書では、レギュやオクトパスの呼吸器をブレスの頭文字B、ウエイトの頭文字W、ホース類のことをリリース類の頭文字R、エアーの頭文字A、最後に全体を見るファイナルの頭文字F。頭文字を並べて「Beguine With Review And Friends」と覚えるように出てきますが、日本人には馴染みのない言葉です。
大事なのは内容ですが、レギュレーター、予備の空気(オクトパス)から空気が出るか、バルブは空いているか、ウエイトベルトは忘れずに巻いているか、いざというときに外せるようにクイックリーシステムは使えるか、ホース類はねじれていないか、残圧系の表示は正しいか、最後に全体的に忘れ物がないかなどを確認しましょう。うっかり忘れやすいのはタンクバンドの締め付けとバルブの開閉です。

期間があいていると忘れやすい器材セッティング

IMG_1283ライセンス取得後に忘れやすいダイビング器材セッティングの正しいやり方を説明します。器材のセッテイングは正しくやらないと自分の命にかかわる大事な準備です。ダイビングショップ任せではなく自分でもしっかり確認しましょう。

器材セッテイングは毎回同じ向きでやると覚えやすいです。タンクのバルブが右側にくるようにするとタンクが正面を向きます。そして、まずはBCDからセッティングしていきます。BCDは背中側が自分側にくるようにしてタンクの前に持っていき、上からタンクバンドを通していきます。

タンクバンドの上部にある小さな輪も忘れずに通します。タンクバンドを固定した後はタンクバンドがタンクから抜けないかしっかり確認しましょう。次にレギュレーターのセッティングです。レギュレーターはレギュレーター(セカンドステージ)が右側にくるように残圧計、中圧ホースは左側にくるようにします。予備の空気(オクトパス)はレギュレーターにより違いがあるのでインストラクターに確認しましょう。ヨークスクリューは指3本の力で止まるぐらいに閉めます。そして中圧ホースをBCDのインフレーターに繋ぎます。

バルブを開けるときの注意は残圧計はもしひびや亀裂が入っている場合、破裂する危険性があるのでBCDのなかにホールドしながらバルブを開けていきます。

日本国内の場合は170bar~190barほど入っていれば大丈夫です。それ以下の場合は交換しましょう。

女性の方必見!!マスククリアの正しいやり方

OLYMPUS DIGITAL CAMERA女性の方やコンタクトレンズを利用している方など苦手な方が多いマスククリアのやり方です。ライセンス取得の際でも必須になります。

ライセンス講習では上からそーっとマスクを開けて水を入れていきます。下から入れてしまうと鼻から水を吸う危険性が高まります。

このとき気を付けなければいけないのはコンタクトレンズをしている人は落とさないように目を必ず閉じておきましょう。

中の水のクリアの仕方はマスクの上部、フレームの部分を自分の顔に向かってまっすぐに押します。このときマスクをずらしてしまわないように気を付けましょう。

そして鼻から長めに息を吐き出します。短く鼻から息を出すと抜けにくいのでコツは長めに鼻からフーーンと息を出します。最後に上を見ながら鼻から息を出します。そうすると下の方にたまった水がきれいにぬけます。

マスクの下部を少し開きながらぬくやり方もありますが、タイミング良く鼻から息を出せないと逆に水が入ってきます。不安な方は担当のインストラクターに相談して事前に陸上で練習しましょう!!

中性浮力 フィンピボット(パワー・オーラル)の練習

OLYMPUS DIGITAL CAMERA中性浮力の練習はフィンピボットから練習すると良いです。

練習しやすい5Mぐらいの広場で練習します。両手を前に広げてうつ伏せの姿勢になります。適正のウエイトをつけていればBCDの中の空気はほんの少しで大丈夫です。パワーボタン(給気ボタン)は短く(1秒~2秒)押します。1度押して浮き沈みを確認して、まだ足りないようであればもう一度押します。空気を入れすぎて浮かび上がってしまった場合にはインフレーターホースをまっすぐと高くあげてから排気ボタンを押します。排気ボタンは頭が上で足が下の姿勢でないと空気が抜けていきません。あとは肺の中に空気を満たしています。そうすると肺は上半身にあるので2秒~3秒ほど時間差があり上半身が浮いてきます。逆に肺の中の空気を空っぽにすると、また時間差があり上半身が沈んでいきます。

コツは手足をしっかり伸ばすようにするとバランスがとりやすいです。パワーボタン(給気ボタン)での練習になれたらオーラル(口)で直接ふくらましてみましょう。排気ボタンを押して、穴の開いている箇所に直接口をつけて息を送り込みます。そして口を離すのと同時に押している排気ボタンから手を離します。このとき、レギュレーターとインフレーターは両方とも自分の前に持ってきておきましょう。

 

ダイビングの前に慣れておきたいスノーケルとクリア

IMG_1064スノーケルはダイビングの前に事前に練習できるよ良いです。マスク、シュノーケル、フィンだけを用意すれば自分で練習することが出来ます。ダイビングではレギュレーターが右側からくるのでシュノーケルはマスクの左側に装着します。

シュノーケルは奥歯でマウスピースを噛み「ウ」の口でしっかりと口を閉じて水の浸入を防ぎます。又、シュノーケルは長さが決まっているので筒の上から海水が入り込むことがあります。その場合はシュノーケルをくわえたまま強く息を吹き出し水を吐き出します。再び息を吸う場合は水が残っているかもしれないのでお茶をすするようにそーと息を吸います。姿勢は怖がって立ち上がっている姿勢だとバランスを崩してしまします。思い切って顔を水面につけて、うつ伏せになりましょう。このうつ伏せの姿勢がバランスをとりやすく沈みません。慣れてくると、ずっと顔を水面につけれるようになります。水面はときに流れが発生する場所もあります。こまめに顔をあげて岸の位置を確認しましょう。又、もし何かあった時のことを考えて助けを呼べるように必ず、複数の人数で遊ぶようにしてください。

波の高い所ではやらないように気を付けてください。

 

水を飲まないレギュレータークリア&リカバリーのコツ

OLYMPUS DIGITAL CAMERAオープンウォーターコースなどの講習でも練習するレギュレータークリアのやり方です。

レギュレーターはダイビング中に呼吸する呼吸器になりますが、水中で口から外れるなどしてしまうとレギュレーターの中に水が入ってしまいます。

クリアの方法は2通りあり、くわえなおした際に強く息を吐き出しクリアする方法とパージボタンというボタンを利用する方法です。

強く息を吐き出す方法を練習する際は肺のなかにたくさん息を溜めてから口から外すのがコツです。そうすると簡単に吐き出せます。レギュレーター中央にあるパージボタンを押すときは空気の出てくる穴の箇所を舌の先でしっかり塞いでから2秒~3秒ほどボタンを押します。

 

又、もし手からも離れてしまいどこにいってしましったかわからない場合のリカバリーの方法は右肩を下げて、右手で右の太ももを触り、おしりを触り、タンクの底から大きく手を回すと引っかかってきます。

レギュレーターを外す練習をする際は呼吸を止めないというダイビングのルールに従い、小さく泡を出し続けましょう。